Word 2010 卒業論文作成用メモ

概要

卒業研究の論文集作成にあたって、特別に操作したことをメモ。

数式と式番号の間を点でつなぐ

  1. [Alt]→[o(オー)]→[p]で段落設定ウィンドウを開く。
  2. [タブ設定]をクリック
  3. 入力欄に[40字]と入力。デフォルトを[40字]に設定。下の項目は[右揃え]、[…]にチェック
  4. [設定]をクリック、[OK]をクリック。
  5. 数式を入力したい行でタブを押すと端から端まで…で埋まる。そして左端には数式を入力し、右端には式番号を入力する。

複数行の数式を揃える(揃えるメニュー出ない人用。非推奨)

  1. 数式を複数行にしたい場合は、予め式番号を点で結んだ後、[Shift]+[Enter]で二つの数式に別れる。
  2. 最初の行は中央揃えになるので、左揃えに設定する。
  3. 本当だったらここで右クリック→[等号で揃える]みたいなのが出るんだけど出ないので2行目の等号の前に空白を挿入して調整。半角の方が調整しやすい。

見出し1の勝手な改ページを防ぐ

ここを参考→きれいなWord文書の書き方: 改ページを挿入する
  1. 勝手に改ページしてる見出しにカーソルをあわせる。
  2. 右クリック→[段落]
  3. [改ページと改行]の[段落前で改ページする]のチェックを外す。

グラフで不連続な関数の値が繋がるのを防ぐ

散布図でグラフを作ると、例えばtanの90°付近なんかは∞→-∞になるので極端なプロット線ができてしまう(左右を分断するような垂線)。

参考にしたのはこのページ→表計算ソフト「Excel」
  1. 値が極端に変わる(絶対値が大きい値から、符号が逆転した絶対値の大きい値に変わる)データ部分を見つける。例えば-100000から+100000に変わるような部分。
  2. ちょうど区切れ目に空白のセルを1つ入れる。グラフデータが複数あるなら行挿入でも可能。
  3. グラフの無理やりつなげていた部分が消える。

行列を4×4以上で作成する。

ショートカットコマンド直打ちすればいいらしい。
[メモ][卒研]Word2007で4x4の行列を描く - Magistolの日記

分数が混じった数式を入力すると、分数の部分だけ文字が小さくなるのを防ぐ。

原因の詳細→はまぐり 独立数式に数式番号
解決法→[Word2010] 数式 3.0を使用する方法: Kenの我楽多館blog館
 
Word 2007からの糞仕様。原因は数式エディタが文中形式になり、行の間隔が空かないようにする設定になるからである。

しかし独立形式に直す(数式エディタの右端をクリックして独立形式にするを押す)と、大きさが元に戻るものの、そこに新しく文字を入れると文中形式に強制変換される。

解決法としては、1行2列の透明な表を挿入して、左には独立形式の数式を入力し、右側に…と数式番号を入力する方法があるが面倒。

そこでMicrosoft数式 3.0を使う。これはword2003以前からの数式エディタで、こちらをつかうと文中形式という概念がそもそもないので元の大きさで入力できる。

ただしむちゃくちゃ使いにくいのでどっちをやるかはお任せします。

目次のページ番号にハイフンがつくのを防ぐ

解決法→Word2007の目次でページの飾り文字が出ないようにしたいのですが、 【OKWave】
ページ番号の書式をハイフン付きじゃなくて、数字だけにし、そのあと自分でハイフンを追加するばOK。

文章中に数式オブジェクトを挿入すると行間が不自然に開いてしまうのを防ぐ

解決法→Wordの数式入力で行間が広くなってしまう・・・。 - オフィス系ソフト | 【OKWave】
段落ウィンドウは[Alt]→[o]→[p]で出せます。

別の方法を見つけた。こちらのほうがレイアウトが崩れにくくて良い。

解決法→数式エディタ使用時の行間補正

2010の場合は、数式オブジェクトと前後の数文字を選択する。段落ウィンドウを前述の方法で出して、[行間]を[固定値]、[間隔]をフォントに合った数字論文だと17ptが調度良かった)にする。

表紙や目次以外のページにだけページ番号を入れる。

解決法→no title

まとめると、目次(表紙)と本文の間でセクション区切りして、本文のページにページ番号を挿入すればOK。

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